
社員紹介

フットワークで築いた信頼を礎に、
難病患者さんへ新たな希望を届ける
スペシャリティMRへ

MR職
2017年入社 経済学部卒
文系出身の不安を行動力と企画力で乗り越え、
MRとしての土台を築き上げる。
経済学部で学んでいた私は、就職活動で業界研究を進める中で製薬業界のMRという職業に惹かれるようになりました。文系出身であっても生命関連企業の一員として、最新の医療情報を提供することで間接的に多くの患者さんの命を救い、健康に貢献できる。そんな社会的な意義の大きい仕事に自分も携わりたいと考えたのです。
数ある製薬企業の中で当社を選んだ決め手は、インターンシップで出会った「社員の人柄」です。当時6〜7社のインターンシップに参加しましたが、「温かく、誠実な雰囲気」が当社にはあり、就職活動全般を通じて親身に寄り添ってくださったことが今でも記憶に残っています。ひとりひとりの個性を尊重しながら、互いに支え合い、着実に高め合える社風が自分の性格に最もフィットしている、そう確信したのです。専門知識への不安はありましたが、前向きに一歩を踏み出すことができました。
入社後は横浜支店に配属され、約8年間にわたり糖尿病治療薬を中心に担当しました。開業医から地域の基幹病院まで、多い時で100施設ほどを受け持っていました。
横浜時代の私の信条は、まず「徹底したフットワーク」です。「競合のMRよりも絶対に多く訪問する」と心に決め、週に一度、少なくとも二週に一度は必ず先生のもとへ足を運びました。まずは顔を覚えていただくことが、製品を選んでいただくための第一歩だと考えたからです。そして訪問時に先生から受けた質問はその都度持ち帰り、調べて回答することを繰り返す中で専門知識を蓄積していきました。
もう一つの信条は「ニーズを先読みした場作り」です。エリア内の先生方の診療に役立つ講演会を自ら企画・運営。地域のキーパーソンとなる先生に座長や演者を依頼し、周辺の先生方を巻き込む場を作ることで、地域医療への貢献と自社製品の存在感を高めていったのです。
こうしたフットワークと場作りに徹した結果、先生方との関係が着実に深まっていくのを実感しました。この時の「先生と粘り強く向き合い続ける」経験が、今の私の大きな自信と土台になっています。

エリア、施設、製品、すべてが様変わりした環境で
半年間まき続けた種が芽吹いた。
入社9年目、私のキャリアに大きな転機が訪れました。名古屋にある大学担当への異動とともに、プライマリーMRからスペシャリティMRへと役割がガラリと変わったのです。担当の製品は、希少疾患である視神経脊髄炎スペクトラム障害やIgG4関連疾患の治療薬『ユプリズナ』へ。疾患の専門性が以前とは比べものにならないほど高くなったため、訪問先も大学病院・基幹病院の神経内科専門医が中心となりました。
名古屋に赴任した当初の半年間は、これまでのMR人生で経験したことがないほどの挫折を味わいました。横浜での成功体験があったがゆえに、当時は自分ならどこへ行っても結果を出せるという過信があったのかもしれません。環境も製品も異なる新天地では、自分の経験や強みを十分に活かせない時期が続きました。精神的に非常に苦しい時期が続いたのです。しかし、苦しい中でも怠らなかった種まきが私を大きく成長させてくれました。
転機となったのは、なかなか進展が見られなかった、ある神経内科の先生との関わり方が変わったことでした。入社9年目の冬、ユプリズナが日本でIgG4関連疾患への適応を取得し、当社でも全国で適正使用情報をお伝えする活動を進めていました。そうした情報提供を続ける中で、先生からもご質問をいただく機会が増え、丁寧にお答えを重ねるうちに、先生ご自身があらためて処方をご検討くださるようになったのです。上長や先輩方の支えも得ながら、迅速な回答と誠実な情報提供を心がけた結果、ユプリズナは病院全体の新たな治療選択肢の一つとして認めていただけることになりました。
その後、転院されてきた患者さんの治療方針を検討されている場面に立ち会う機会がありました。半年に1回の投与で済むユプリズナは、その患者さんの生活スタイルにもよく合っており、実際に投与が開始されたと伺った瞬間の喜びは、これまでのどの経験にも代えがたいものでした。
この半年間の苦闘を通じて、一例一例の重みと、目の前の先生や患者さんひとりひとりと向き合うことの真の意味を学ぶことができ、スペシャリティMRとしてのマインドセットが大きく変化したと確信しています。


患者さんの利益を第一に考え、
専門性と人間力で選ばれるMRを目指して挑戦を続ける。
私がMRとして仕事をする上で一貫して大切にしているのは、「患者さんファースト」の視点です。MRは直接患者さんとお会いすることはありませんが、常に「もし自分の親や家族がこの患者さんだったらどう思うか」を想像するようにしています。時には自社製品を無理に勧めるのではなく、他社製品の方が患者さんの利益になると判断した場合には、それを正直に尊重する誠実さを忘れないようにしています。こうした誠実な情報提供こそが、最終的に先生からの揺るぎない信頼に繋がると信じているからです。
現在担当しているユプリズナは、一回の投与が患者さんの生活を大きく左右する製品であり、今後の会社の未来を担う主力製品です。それだけの治療効果を届ける責任の重さを常に自覚し、一人でも多くの難病に苦しむ患者さんに新しい治療の選択肢を届けられるよう、日々専門性を磨き、適正使用のための安全性情報を届ける努力を続けています。
当社の最大の魅力は、やはり「人」に尽きます。名古屋への異動やスペシャリティ領域への転換という激変に対し、当初の不安を払拭してくれたのは周囲のメンバーでした。わからないことをわからないと素直に言える風通しの良さがあり、マーケットなどの環境に大きな変化があっても、それをポジティブに楽しもうとする仲間がいます。名古屋での生活も、場所が変わっても素晴らしい人々に恵まれるという安心感があるからこそ、今は心から楽しむことができています。私は10年目を迎えた今でも、新しい環境で恐れずに成長し続けられるこの会社を誇りに思っています。今後は、医療従事者の方々との対話を通じて患者さんの困りごとや治療の課題を捉え、自社製品の価値をさらに高めることで、病と向き合うすべての人に、希望ある選択肢を届けられるMRを目指したいと考えています。変化の大きい時代だからこそ、自ら考え、周囲と力を掛け合わせながら、新しい可能性に挑戦していきたいです。温かさと高い専門性を持つ仲間たちとともに、一歩ずつ成果につなげていけると確信しています。
- Career step
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2017年横浜支店 MR職として開業医・基幹病院を担当
2025年イムノロジー営業本部 中日本グループMR職として大学病院・基幹病院を担当
※本記事の所属・内容は取材当時のものです。










